Salesforceのレポートでグラフを追加できない

現象

Sales Cloudでレポートを作成したあとに、「グラフを追加」ボタンがグレーアウトとしていて、グラフの追加ができない。

原因

グループ化を設定していないため。グラフ表示するためには、グループ化が必要となる。

対策

レポートの左メニューに「グループ」という枠があり、入力フォームでグループ化したい項目を検索して設定する。

グループが設定されたため、「グラフを追加」ボタンがアクティブになって、グラフ作成ができるようになる。

参考

グラフの作成後は、グラフ枠の右上の歯車アイコンからグラフの形を変更することができる。
グループ化する行や列を設定で調整すれば、たとえば部門別比較を縦棒グラフで表示などもできる。

Salesforceの結合レポートで共通項目の設定ができない

Sales Cloudで結合レポートを作成したあとに、共通項目の設定方法がぱっと見てわからなかった。
共通項目自体は自動的に認識してくれるが、自分で指定しないといけない。

結合レポートとは

複数のレポートを結合して表示するのが「結合レポート」。
以下に結合レポートのサンプル画像がある。共通項目を取引先名として、それに紐付く取引先の種別や商談の金額などを表示している。

結合レポートの例

「共通項目」とは、各レポートに共通して含まれている項目を指す。上記例だと、取引先と商談の両方に「取引先名」が含まれているため、「取引先名」をキーにして表示している。

結合レポートの作成

以下を参考に作成する。

結合レポートの作成

特にハマったりしないが、結合レポートの選択場所が若干見つかりにくいぐらい。

共通項目の設定

共通項目は自動的に認識してくれるが、結合レポート上で「これを共通項目にする」という指定をする必要がある。

今回の例では、商談と取引先の結合レポートを作成。
結合レポートを作成したばかりだと、以下のようにバラバラのレポートがただ表示されているだけで、共通項目が設定されていない。

左メニューの「項目」を表示して、共通項目 > 取引先名 を右にドラッグする。

「ブロックをまたいでグループ化」という箇所に「取引先名」が表示され、「取引先名」が共通項目として設定され、それが軸となって商談と取引先が表示できるようになった。

Salesforce学習の初心者ガイド

SalesforceはWebサイト、ドキュメント、開発環境とトップクラスに充実しています。
その中で、特にわかりやすかったものを全体のガイドとして作成しました。
Sales Cloudをメインにしています。Salesforce公式以外も含めています。

Salesforceの考え方を学ぶ

初心者や社内トレーニングをする場合は、こちらをざっと読んでもらうと把握しやすいです。

  • Salesforceのハブページ
    営業、サービス、マーケティング、コミュニティ、分析、プラットフォームとアプリの軸で整理された初心者ガイド。Sales Cloudは「営業」から閲覧可能。

UI/UXが優れていて、読みやすく理解しやすいため、まずこれを読むのがおすすめ。
たとえば、「計画 → 導入 → トレーニング → 次のステップ」のようなフローと動画付きでわかりやすい。

導入の計画では、 Welcome kit があり、そのまま社内トレーニングにも使えるほど品質が高い。(要ログイン)

Salesforceで実践する

  • Salesforce 学習プラットフォーム Trailhead
    ケーススタディに沿って実践することができる。内容が本格的でわかりやすいが、たまに情報が抜けていてうまく進められないこともある。
    (たとえば、カスタムオブジェクトの型が指定されておらず、適当に指定したら進まない、など)
    各コースの最下部に「ステップを確認してXXポイントを獲得」ボタンがある。それを押すと、英語になるが「XXがありません」などのように不足箇所を指摘してくれるため、抜け漏れチェックがしやすくなっている。

  • Salesforce Developer Edition サインアップ手順
    Salesforceは、無料で使える開発環境「Developer Edition」を提供していて、誰でも取得可能。

開発環境に使用したり、学習プラットフォーム「Trailhead」で実践するときに利用できる。

Salesforceの機能を知る

  • Salesforce標準機能のまとめ
    オブジェクトや機能、データについて丁寧に解説されていて、非常にわかりやすい。また、一覧性もあるため、Salesforceのコア機能がなんなのか、一覧を見るだけでも理解しやすくなる。

Salesforceの上限を知る

  • Salesforce の機能とエディションの割り当て
    Sales Cloudは、ストレージ容量が出力レコード件数に上限があるため、その内容を把握したいときに活用できる。

  • Salesforceの制限事項
    Salesforce公式サイトだと読みにくいため、こちらのほうが見やすい。ただし、情報が若干古いため、調査日に注意。最新版では全体的に許容量が多くなっています。

Salesforceの営業プロセスモデルを知る

The Modelの基本は、大きく以下4つのプロセスで設計されている。一部個人的な意訳あり。

  1. マーケティング(集客) ・・・ 質のよいリードの獲得
  2. インサイドセールス(リード) ・・・ 角度の高い顧客の商談化
  3. フィールドセールス(商談) ・・・ 受注率の最適化
  4. カスタマーサクセス(契約更新) ・・・ 契約継続の最大化

Salesforceの生い立ちや営業プロセスの課題と解決策、そして上記のような営業プロセスにおけるベストプラクティスとSalesforceによる活用方法が書かれている。

Salesforceでカスタムオブジェクトを追加したが標準レポートが生成されない

現象

Sales Cloudカスタムオブジェクトを追加したが、レポートタイプに表示されず、選択ができない。
(カスタムオブジェクトの場合だと、「その他のレポート」に表示される)

原因

レポートタイプとして表示するためには、標準レポートが生成されるための条件をクリアする必要がある。

対応

  1. カスタムオブジェクト作成時に「レポートを許可」にチェックを入れる

  2. 同様に参照関係があるカスタムオブジェクトにも「レポートを許可」にチェックを入れる
    (例えば、参照先がレポートを許可で、参照元がレポートを許可していない場合、標準レポートは生成されない)

参考

標準レポートタイプが生成される条件

Salesforceでリストビューに表示する列(項目)の編集方法

Sales Cloudでオブジェクトを選択したあとに表示されるリストビューの列(項目)を編集する方法。

設定は2種類の方法

以下2種類あり。

  1. ユーザー共通のレイアウトを定義する。Salesforceの新規導入時や新規のカスタムオブジェクトを追加した場合はここで設定する。
  2. 自分用のレイアウトを定義する。権限があれば自分で自由に列や表示をカスタマイズできる。

1. ユーザー共通のレイアウトを定義する

商談に「角度(%)」を追加したい場合の設定例。

商談オブジェクトのデフォルトのリストビュー。ここに「角度(%)」の列を追加したい。

設定 > オブジェクトマネージャ > 商談 を選択する。
次に、検索レイアウト > デフォルトのレイアウト ▼から「編集」をクリックする。

追加したい項目を選択して保存する。

商談オブジェクトのリストビューを見ると、「角度(%)」の列が追加された。

2. 自分用のレイアウトを定義する

商談オブジェクトを表示して、 歯車 > 新規 を選択する。
(この歯車は「リストビューコントロール」と呼ばれている)

新規リストビューで、リスト名とリストAPI参照名を入力して保存する。
(「リストAPI参照名」という急にテクニカルな名称が出てくるため、「保存しちゃっていいのかな」と若干戸惑う)

新規リストビューが作成され、上の▼から、いつでも選択できるようになる。

歯車(リストビューコントロール) > 表示する項目を選択 を選択する。
そのあと追加したい項目を選択して保存する。

MacのKarabiner-Elements設定メモ

Macのキーボード設定変更アプリの Karabiner-Elements の設定メモ。

HHKB(HHKB Professional2とHHKB Professional JP Type-Sを使用)でホームポジションを崩さずに操作できて、腱鞘炎にならないための設定。

Karabiner-Elementsの設定

Simple modifications

International3はバッククォートとチルダを打てるようにする。

Complex modifications

基本設定

  1. Change delete key (rev 3)
    • Change shift + delete to forward delete (rev 2)
  2. Diamond Cursor
    • Change fn + I/J/K/L to Arrow Keys
    • Change right_command+i/j/k/l to Arrows

必要に応じて設定

キーボードの使いすぎで小指や手首が痛くなったときに、一切ホームポジションを崩さないようにする設定(例:etnerやbackspace、foward deleteなどもホームポジションで操作)。
あと、右手でマウスを操作しながら、左手でenterやbackspaceも操作できるようにもなる。

  1. Diamond Cursor Right Supplements (rev 2)
    • Change right_command+u/m/o/. to page up/page down/home/end (rev 2)
    • Change right_command+;/h to delete/forward delete
  2. Minimal Dual keys
    左commandだけ押すとbackspace、左Shiftだけ押すとEnter。それぞれ長く押しているときは通常のキー判定となる。意外と押し間違いもなく使いやすい。

Macのキーボード設定

Salesforceで見積作成の方法がわからない

現象

Sales Cloudで見積の作成メニューが表示されておらず、作成方法がわからない。

原因

見積作成機能が有効になっていないため。

対策

以下の手順に従って見積作成機能を有効にする。

見積の設定

そのあとに、商談を1つ表示すると、右側の関連メニューに見積が表示される。
▼から見積作成ができる。

Salesforceでスポット受注、サブスク、按分を混ぜて売上管理する方法

前提

Sales Cloud(Salesforce Developer Edition)で、スポット受注、サブスク、按分が混ざった状態で、売上予測と売上レポートを標準機能だけで作りたい、という想定。

Salesforceの売上予測の考え方

大きく3つの軸がある。

  1. 売上予測の種別:商談 / 商品ファミリ / 商談収益分割 / 商談オーバーレイ分割
  2. 売上予測の単位:収益 / 数量(商品の)
  3. 売上予測のタイミング:完了予定日(商談の完了日) / 商品提供日(商品の提供日) / スケジュール日(按分など決まったスケジュール)

今回は、売上予測の種別:商談、売上予測の単位:収益、売上予測のタイミング:スケジュール日 で設定する。

参考:スケジュール日および商品提供日別の売上予測

Salesforce標準機能で作れるのか

請求や契約は含まず、売上だけの管理であれば、すべて標準機能で作ることができる。
売上予測や売上レポートは、商談の「金額」と「収益スケジュール」の両方が自動的に参照されるため、漏れなく売上管理ができる。たとえば、「商談の収益スケジュールしか参照されなかった」みたいなことも起きない。

全体像

  1. 収益スケジュールの有効化
  2. 商談の登録
  3. 商談に商品を追加
  4. 商談の商品に収益スケジュールを適用
  5. 売上予測の有効化
  6. レポートの作成
  7. 売上予測とレポートの表示

設定手順

1. 収益スケジュールの有効化

「商品スケジュール設定」から「収益スケジュール」を有効化できる。手順は以下参照。

参考:商品スケジュールの有効化

「収益スケジュールを有効化」と「商品スケジュールのカスタマイズを有効化 (Lightning Experience のみ)」にチェックを入れて保存する。

2. 商談の登録

以下を参考に商談を登録する。

参考:商談を入力、更新する

3. 商談に商品を追加

以下を参考に商品を登録する。

参考:商談への商品の追加

今回は「商品A(収益スケジュール)」という商品名を100,000円で追加した。

4. 商談の商品に収益スケジュールを適用

商談の商品の「関連」タブから「スケジュールを設定」で按分設定する。
今回は四半期毎に按分売上計上の設定。

参考:商談の商品に対するスケジュールの設定

5. 売上予測の有効化

設定から「売上予測」と検索して、「売上予測の設定」を選択。そのあと、「売上予測種別を追加」というボタンをクリックする。

売上予測の種別:商談、売上予測の単位:収益、売上予測のタイミング:スケジュール日 を選択してOKボタンをクリック。

OKボタンクリック後は「売上予測の設定」画面が再表示されるため、そこで最下部から「保存」ボタンをクリックする。
!重要! ここで保存ボタンを押さないと反映されない。

6. レポートの作成

レポートタブから「新規レポート」を選択して、レポートタイプを検索で「商談」と入力したあとに、「新規商品とスケジュールが関連する商談 レポート」を選択。

レポートを見やすいように列を調整し、「スケジュール日」を追加して保存する。
収益スケジュールおよび商談金額は、「スケジュール日」と「# スケジュール金額」の項目で表示されるようになる。

7. 売上予測とレポートの表示

検証のために、収益スケジュールを登録していない状態の商談に金額のみ入力した「スポット販売」を50,000円で商談登録。

【売上予測の結果】
6月に収益スケジュールで按分した25,000円と、商談に金額のみ登録した50,000円が表示されている。

【レポートの結果】
売上レポートは「スケジュール日」と「スケジュール金額」という項目を参照する。こちらも同様の結果。

Salesforceのアプリケーション別ナビゲーションメニューへのタブ追加方法がわからない

前提

セールスアプリケーションを選択したときのナビゲーションメニューに「売上予測」タブを追加したい場合を想定。

現象

「Salesforce ナビゲーション タブ追加」とGoogleで検索すると以下がHITするが、目的のタブ追加できない。

ナビゲーションメニューにタブを追加する

原因

設定場所が異なる。

対応

設定方法はアプリケーションマネージャより実行する。
操作は以下がわかりやすい。

売上予測タブの追加

アプリケーションマネージャで「セールス」の▼から「編集」を実行する。

売上予測を追加する。

売上予測タブが追加された。

その他(カスタムオブジェクト新規作成時)

もし、カスタムオブジェクトを新規作成した後にタブが表示できない場合は、カスタムタブを作成し忘れている可能性あり。タブを作成しないと表示ができない仕組みになっている。

カスタムオブジェクトの新規作成時に「カスタムオブジェクトの保存後、新規カスタムタブウィザードを起動する」というのを選択できるため、これにチェックを入れておくと、自動的にカスタムタグに遷移することができる。

もし、チェックを入れ忘れた場合は、設定から「タブ」と検索して、カスタムタグを表示して設定すればよい。

参考:【Salesforce】作成したカスタムオブジェクトのタブ表示ができない。カスタムタブの作成

Salesforce Trailheadで「プロセスビルダーを使用したプロセスの作成」が動かない

現象

以下の手順通りに設定すると、カスタムオブジェクト作成の「First Contact Made (初回連絡日)」のみ、型が指定されていない。

Salesforce Trailhead - プロセスビルダーを使用したプロセスの作成

動画を見ると日付にチェックを入れていたが、プロセスビルダーのアクションはBoolean型のtrue判定で設定するため、日付型だと動かない。

対策

実際はチェックボックスにする必要がある。最終的に以下のようになる。

商談のカスタムオブジェクト

プロセスビルダー

備考

正しく設定されているかの確認方法

Trailheadの最下部の「ステップを確認して100ポイントを獲得」ボタンを押すと、おかしい箇所をデバッグのような形で指摘してくれる。

プロセスビルダーの反映タイミング

プロセスビルダー側で設定するが、Trailheadのコースだと「レコードを作成または編集したとき」がトリガーになっているため、カスタムオブジェクトやプロセスビルダーの設定変更をしたら、商談を編集して保存すれば即時反映される。
もし、即時反映されない場合は、設定が誤っている可能性あり。

プロセスビルダーが動作しているかデバッグ

設定で「デバッグログ」と検索して、そこからデバッグ設定ができる。
デバッグは以下の進め方になる

  1. ユーザ追跡フラグでデバッグを出力定義する
  2. 商談を編集して保存する
  3. デバッグログをDLして閲覧する

今回、プロセスビルダーが正常に動いた場合のデバッグログは以下のとおり(商談名:プロセスビルダー、プロセスビルダー名:Opportunity Stage to Qualification)。
情報が少ないと感じる場合は、デバッグログ設定にてデバッグ出力をさらに詳細化していく。

51.0 APEX_CODE,FINEST;APEX_PROFILING,INFO;CALLOUT,INFO;DB,INFO;NBA,INFO;SYSTEM,DEBUG;VALIDATION,INFO;VISUALFORCE,INFO;WAVE,INFO;WORKFLOW,INFO
16:20:55.0 (267046)|USER_INFO|[EXTERNAL]|0055h000000Qyjf|xxx@example.com|(GMT+09:00) 日本標準時 (Asia/Tokyo)|GMT+09:00
16:20:55.0 (390810)|EXECUTION_STARTED
16:20:55.0 (406994)|CODE_UNIT_STARTED|[EXTERNAL]|Workflow:Opportunity
16:20:55.0 (11596870)|WF_RULE_EVAL_BEGIN|ワークフロー
16:20:55.0 (11706951)|WF_CRITERIA_BEGIN|[商談: プロセスビルダーテスト 0065h000001u6zi]|Opportunity_Stage_to_Qualification3015h000000g5R9|01Q5h000000Ckb1|ON_ALL_CHANGES|0
16:20:55.0 (11926618)|WF_FORMULA|Formula:ENCODED:[treatNullAsNull]true|Values:
16:20:55.0 (11980464)|WF_CRITERIA_END|true
16:20:55.0 (12182469)|WF_SPOOL_ACTION_BEGIN|ワークフロー
16:20:55.0 (12228591)|WF_ACTION| フロートリガ: 1;
16:20:55.0 (12240593)|WF_RULE_EVAL_END
16:20:55.15 (15249130)|FLOW_CREATE_INTERVIEW_BEGIN|00D5h000000JFBN|3005h000000wt0K|3015h000000g5R9
16:20:55.15 (16132032)|FLOW_CREATE_INTERVIEW_END|6350455f8201b07320d0252baba317877a72802-431e|Opportunity Stage to Qualification
16:20:55.0 (16201401)|WF_FLOW_ACTION_BEGIN|09L5h000000DGUu
16:20:55.16 (16724962)|FLOW_START_INTERVIEWS_BEGIN|1
16:20:55.16 (16761265)|FLOW_START_INTERVIEW_BEGIN|6350455f8201b07320d0252baba317877a72802-431e|Opportunity Stage to Qualification
16:20:55.16 (19239755)|FLOW_START_INTERVIEW_END|6350455f8201b07320d0252baba317877a72802-431e|Opportunity Stage to Qualification
16:20:55.16 (19271603)|FLOW_START_INTERVIEWS_END|1
16:20:55.16 (19287965)|FLOW_INTERVIEW_FINISHED|6350455f8201b07320d0252baba317877a72802-431e|Opportunity Stage to Qualification
16:20:55.0 (20903047)|WF_FLOW_ACTION_END|09L5h000000DGUu
16:20:55.0 (21025898)|WF_ACTIONS_END| フロートリガ: 1;
16:20:55.0 (21050128)|CODE_UNIT_FINISHED|Workflow:Opportunity
16:20:55.0 (21063736)|EXECUTION_FINISHED