Sales Cloudで結合レポートを作成したあとに、共通項目の設定方法がぱっと見てわからなかった。
共通項目自体は自動的に認識してくれるが、自分で指定しないといけない。
結合レポートとは
複数のレポートを結合して表示するのが「結合レポート」。
以下に結合レポートのサンプル画像がある。共通項目を取引先名として、それに紐付く取引先の種別や商談の金額などを表示している。
「共通項目」とは、各レポートに共通して含まれている項目を指す。上記例だと、取引先と商談の両方に「取引先名」が含まれているため、「取引先名」をキーにして表示している。
結合レポートの作成
以下を参考に作成する。
特にハマったりしないが、結合レポートの選択場所が若干見つかりにくいぐらい。
共通項目の設定
共通項目は自動的に認識してくれるが、結合レポート上で「これを共通項目にする」という指定をする必要がある。
今回の例では、商談と取引先の結合レポートを作成。
結合レポートを作成したばかりだと、以下のようにバラバラのレポートがただ表示されているだけで、共通項目が設定されていない。
左メニューの「項目」を表示して、共通項目 > 取引先名 を右にドラッグする。
「ブロックをまたいでグループ化」という箇所に「取引先名」が表示され、「取引先名」が共通項目として設定され、それが軸となって商談と取引先が表示できるようになった。