Agenda
環境
- macOS Big Sur 11.2.1(20D74)
- Visual Studio for Mac 8.8.10
- Macの「システム環境設定 > キーボード > ショートカット > 入力ソース」で以下2つを設定済み(つまり、英語/日本語を切り替えるショートカット)
- 前の入力ソースを選択:control + space
- 入力メニューの次のソースを選択:command + space
- キーボードの入力ソースの設定は以下
- キーボードはUS配列を適用
現象
Visual Studioで英語/日本語を切り替えるショートカットとして、command + spaceを割り当てていたが、それが動作しない。
コミュニティで起案されているが解決しておらず、もしかしたら放置されている可能性が高い。
Developer Community - Switching input source using Cmd + Space does not work
原因
Visual Studio上で「入力メニューの次のソースを選択」が動作しないことがわかった。
- 前の入力ソースを選択 ← 動作する
- 入力メニューの次のソースを選択 ← 動作しない
対策
「入力メニューの次のソースを選択」の使用はあきらめて、「前の入力ソースを選択」のみを使用することで暫定的に回避した。入力ソースを2つしか使用していないため、特に支障がなく運がよかった。
(最終的な設定)Macのキーボードショートカットは以下
(最終的な設定)Visual Studioのキーバインドは特に変更していないが、「入力候補」に割り当てられているショートカットは以下
補足
Macの「英数」キーと「かな」キーによる切り替えはできるため、それを利用することでも回避可能(おそらくこれが一般的かと)。
しかし、 40%キーボード やUSキーボードを使っている場合、キーが足りないため、入力ソースの切り替えショートカットが必要。
その場合は、Macのキー配列をカスタマイズできるアプリ「Karabiner」を利用して、新しいショートカットを作ることで、「英数」キーと「かな」キーを割り当てることもおそらく可能(こちらは未検証のため推測)。