たとえば、anchor testを実行した場合、トランザクション情報は、.anchorディレクトリのログを見ることになり、確認しにくい。
Solana Explorer で、DevnetやMainnetなどを閲覧できるが、バリデータを起動してからURLを設定すれば、localnetも閲覧ができる。
Agenda
手順
以下、anchor testしたときの確認方法の例。
1. バリデータの起動
% solana-test-validator
2. anchor test実行(デプロイ)
バリデータ起動中のため、「--skip-local-validator」オプションをつける。
% anchor test --skip-local-validator
3. Solana Explorerの設定
Solana Explorer にアクセスして、右上の「Mainnet Beta」ボタンをクリックして、「Custom RPC URL」を選択し、「http://localhost:8899」と入力する。
これでlocalnetを参照している状態になっている。あとは、デプロイ後のProgram IDや自分のPublic Keyなどで検索してトランザクションの詳細が閲覧できる。
備考
- localnetがちゃんと閲覧できていると、以下のように右上が緑色になる。失敗していると紫色。
もし、参照ができていない場合は、「There was a problem loading cluster stats.」と表示されるため、バリデータがちゃんと起動しているか要確認。
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Timestampはおそらく「UTC-7 / 日本との時差:-16時間」になっているっぽい(?)
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「AGE」が「2 hours ago」や「a day ago」などのように、実際よりも長く表示されてしまうため要注意。どれが最新かわからなくなってしまうため、「Transaction History」がなにもない状態(ローカルバリデータを停止/開始するだけ)で実行するのがおすすめ。